Insta360 Titan で本格的なパノラマ体験を始める前に、最初に必要な知識を学んでいきます。
電源アダプタ
本機はDC 19.5V 9A の電源アダプタを使用できます。
バッテリーの種類とバッテリー寿命
本機は充電容量10000mAの交換可能なバッテリーを使用します。WiFiを使用しない場合のバッテリー寿命は約70分です。バッテリーの満充電に要する時間は約3時間です。
電源オフ時のバッテリー状態
バッテリー残量が減ってくると、電源インジケーターランプが赤色に点灯します。
バッテリーが満充電になると、電源インジケーターランプが緑色に点灯します。
電源オン時のバッテリー状態
バッテリー残量が10%未満になると、低電圧保護機構が働くまで電源インジケーターランプが赤色に点灯します。バッテリーを使い切るとカメラの電源が落ちます。
バッテリー残量が11%から20%の間にある場合、電源インジケーターランプが黄色に点灯します。
バッテリー残量が21%から100%の間にある場合、電源インジケーターランプが白色に点灯します。
カメラの操作中は、操作中であることを示す作動インジケーターランプが上記のバッテリー残量を示す電源インジケーターランプと同じ色で点灯します。操作中の作動インジケーターランプが点滅する場合については、カメラの操作方法の節を参照ください。
ヒント: WiFi使用中に Titan をプレビューモードにすると多くの電力を消費します。そのため、スタンバイ時にはホームページ画面に戻るようにしてください (下図参照)。
リアルタイム スティッチングとスティッチングの校正
Insta360 Titan はほとんどの撮影シーンに対応する精密なスティッチング パラメータを備えています。プレビュー画面のスティッチング効果はデフォルトのスティッチング パラメータに基づいています。しかし、スティッチング効果は撮影シナリオによって変化する場合があります。スティッチング効果が好みに合わない場合、カメラや制御アプリを使ってスティッチング効果を校正することができます。
スティッチングの校正は次の状況でのみ有効となることに注意してください。
Titanのスティッチング効果の校正
Titan アプリを使ったスティッチング効果の校正
アプリをTitanに接続し、動画モードまたはライブストリーミング モードを選びます。
ライブストリーミング モードでは、スティッチング効果の校正はGeneral (一般) 設定で確認できます。
動画モードで、リアルタイム スティッチング機能が有効な場合のスティッチング効果の校正の状況は下図のようになります。カメラを開けた場所に設置し、カメラから半径2メートル以内に撮影者を含めて遮蔽物がないことを確認します。その後、スティッチング効果の校正を開始します。スティッチングが完了すると校正後のスティッチング効果が表示されるので、そのまま適用するか、校正前に戻すかを選択できます。あるいは校正をやり直すこともできます。
ジャイロの校正について
カメラを初めて使う際にジャイロの校正を行うことで、カメラは最大限正確に機能するようになります。Insta360 Titanを水平な台または地面の上に設置し、カメラの電源を入れ、右下のsetting (設定) メニューから「Gyro Calibration (ジャイロ校正)」を選び、指示に従って操作してください (下図参照)。