2.3.2 [上級者向け] 連写撮影した写真をスティッチングして超解像写真を生成する方法

Pro 2の8K連写モードで撮影した写真は超解像機能を使って12K写真にエクスポートすることができます。この機能は静止画の画質を上げるために開発されたものです。最高の結果を得るため、この機能は被写体の動きが少ない状況で使用してください。そうすることで、動きのある被写体が望ましくないスティッチング効果や影を作り出す可能性を減らすことができます。

手順

  1. 連写モードで撮影した写真をInsta360 Stitcherにインポートします。右側のサイドバーに「Super Resolution (超解像)」のオプションが表示されます。
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  2. 「Super Resolution (超解像)」オプションを選ぶと、最高解像度が2つ増えていることが分かります。一つはGearVR向けの8.2K、もう一つは12Kです。デフォルトの超解像は8.2Kです。
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  3. 超解像機能を初めて使う場合は、超解像の元写真の設定が必要です。元写真の数を適切に選んでください。推奨値は5です。

    画質が十分でない場合は、元写真の数を調整し、被写体の動きに伴う問題が発生しないようにしてください。
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  4. 調整した値を「super resolution setting (超解像設定)」に保存します。エクスポートするタスクを作成すると (元写真は連写モードで撮影した8K写真)、12K解像度の写真が1枚生成されます。
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    左側の8K解像度のオリジナル写真と比較すると、右側の12K超解像写真では精細感が向上していることが分かります。
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    撮影の秘訣: 最高の超解像画像を得るため、カメラを静止した状態で写真を撮るようにしてください。撮影中のカメラが安定しているほど画質はより鮮明になります。撮影の妨げになる動きを最小限にして撮影すると素晴らしい画質が得られることが分かっています。

    詳しくは以下のサイトにあるデモ動画をご覧ください。
    https://v.qq.com/x/page/j05295y87ns.html?start=13