4.2.1 [初心者向け] ライブストリーミングインターフェースとパラメータ設定

1. モードの選択

(1) 「Build-in Server (ビルトインサーバ)」: ローカルPC上の再生プレーヤー用

(2) 「Custom Rtmp Server (カスタムRtmpサーバ)」: ライブプラットフォームが提供するRtmpサーバアドレスを指定します

(3) 「HDMI Output (HDMI出力)」: HDMIケーブル経由でモニター、director station、PCなどに出力します。

(4) 「Aerial (空中撮影)」: 空中撮影画像の転送設定
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2. 必要に応じて『panoramic (360)』ビューまたは『3D panoramic (360 3D)』ビューを選びます。
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3. ライブストリーミングフォーマットを選びます。
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(1) 『RTMP (Real Time Messaging Protocol)』

RTMP はAdobe Systems 社が開発した、Flashプレーヤーとサーバ間で音声、動画、データを転送するためのオープンプロトコルです。

(2) 『RTSP (Real Time Streaming Protocol)』

RTSPは、アプリケーションがIPネットワーク経由でどれだけ効率的にマルチメディアデータを転送できるかを定義します。RTSPはリアルタイムデータや既存のデータを含む拡張可能なフレームワークを提供します。このプロトコルは複数のデータ転送や接続を制御し、UDPやマルチキャストUDPやTCPなどの送信チャンネルを選択するための経路を提供し、RTPに基づく送信メカニズムを選択する目的で作られています。

(3) 『HLS (Http Live Streaming)』

HLSはApple社が提案した、HTTPベースのストリーミングメディアプロトコルです。HLSには、HTML5を直接再生できるという、大きな優位点があります。つまり、ブラウザさえあれば他にアプリをインストールせずに、WeChatのようなソーシャルメディア経由のライブリンクを共有できるのです。このため高い人気を得ています。

4. 解像度、フレームレート、ビットレートの設定
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ライブプラットフォームに応じて解像度を選びます。希望する解像度設定がない場合は「Customize」をクリックしてご希望の解像度を設定します (解像度は3840×3840よりも大きくすることはできません)。

注意: スマートフォンで見る場合の推奨エンコーディングレートは4Mbpsです。動画再生で遅延が生じた場合は最初にスマートフォンの処理の遅れによるものかどうかを確認します。スマートフォンの処理に問題がないようでしたら、ビットレートの値を小さくしてみてください (動画再生の遅延は多くの場合、アップロードの帯域が十分ではないことが原因です)。

5. カスタムRtmpサーバ

「Custom Rtmp Server」を選んだ場合は、プラットフォームが提供するプッシュ通知用アドレスの「URL」と「Stream Key」を入力できます。
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